万能の天才レオナルド・ダ・ヴィンチが考える愛
「愛がなければ他に何があるというのか。」(レオナルド・ダ・ヴィンチ)
独身で一生を終えたダ・ヴィンチですが、
「愛」について言葉を残しています。
ダ・ヴィンチは、「愛」はないよりもあった方がいいものではなく、
「愛=人生」、人生に欠かせない要素が「愛」だと考えていました。
では、どうすれば「愛」のある人生を送ることができるのか。
ダ・ヴィンチは、こう言っています。
「実際、大きな愛は、愛するものについての大きな認識から生まれるのであり、 もし君がそれを認識していないなら、それはほとんど、 あるいはまったく愛することができないだろう。」
人を本当に愛するためには、それだけ深く知らねばならない。
蒼井優と山里亮太はなぜ結ばれた?
女優の蒼井優さんと芸人の山里亮太さんが結婚し、
日本中はもちろん、世界でも話題となりました。
どっきり企画ではないか?とまで言われるほどでしたが、
本当の結婚でした。
一見、不思議なカップルの誕生ですが、それには理由がありました。
結婚会見を見ていて、
いくつか気づかされたことがあります。
2人は、南海キャンディーズのしずちゃんを通して知り合いになったのですが、
なぜ蒼井さんが山里さんを好きになったか。
ベースには、芸人の山里さんを人として尊敬していた、
ということがあります。
次に、「しんどいくらい笑わせてくれる」と蒼井さんが言っていたように、
二人の関係が楽しいものであることが、長続きできる秘訣です。
たくさん質問をされた中に、
こんな質問もありました。
山里さんはブサイク芸人と言われているのに、
本当に結婚して後悔しないのか?というものです。
歯に衣を着せぬ、とても失礼な(笑)直球な質問です。
蒼井さんはそれに対して、意外にも、
「メガネを変えるとカッコいいんです」と返していました。
つまり、見た目に同意をしています。
世間がどうこう言おうが、自分がいいと思っていることが大切です。
そして、私が一番重要だと感じたことは「共通の感覚」です。
たとえば、「金銭感覚が同じ。冷蔵庫をちゃんと閉めてくれる」
ということがあげられていました。
同じ趣味の人と付き合いたい、という人もあります。
共通の話題で盛り上がれたら楽しいことでしょう。
しかし、趣味は途中で変わってしまうことがあります。
一方で、長い人生で培ってきた感覚は変わりにくいものです。
その変わりにくい感覚が同じであるかどうか、
それは非常に大切です。
その感覚は、一緒に生活してみないと分からないことがあります。
私は、2人の離婚経験を持つ女性と話をしたことがありますが、
離婚理由は、感覚の違いが原因になっていました。
例えば、休日、自分はアウトドアで外に出るのが好きだけど、
相手はインドアでずっと寝ている。
外に出て美しい景色を見て自分は感動しているけど、
相手は何も感じていない。
歯磨き粉は立てておくものなのに、
相手はねかせて置いている、などです。
ささいなものなら許容範囲ですが、
重要度が高いもので感覚がずれていると精神的にしんどくなってしまうのです。
このようなズレの有無を知るには、「相手を深く知る」、「生活レベルまで知る」という
ことが必要になってきます。
最後に、もっとも印象的だったのは、
蒼井さんも、山里さんも、相手に対して
「直して欲しいところがない」
と言っていたことです。
ありのままを受容する
相手を受け入れること、相手の良い面を肯定的に評価する姿勢が、
長く人間関係を継続させるコツなのではないかと気づかされました。
表面的な見た目や肩書に惑わされるのではなく、
ダ・ヴィンチが言うように、相手を深く知って、
本当の愛を見つけてもらいたいと思います。
【幸せな愛のポイント】
1 人として尊敬
2 二人の関係が楽しい
3 見た目に同意している
4 「共通の感覚」がある
5 ありのままを受容する