菅田将暉とレオナルド・ダ・ヴィンチの意外な共通点
『超訳ダ・ヴィンチ・ノート』の中で、
レオナルド・ダ・ヴィンチを分かりやすく表現するために、
“現代で活躍する7人”を融合させたような人物がダ・ヴィンチ、と紹介しています。
その7人とは、
① スティーブン・スピルバーグ
② スティーブ・ジョブズ
③ ホリエモン
④ 宮崎駿
⑤ 山中伸弥
⑥ 安藤忠雄
⑦ 菅田将暉
前回は山中教授とダ・ヴィンチの共通点について書きましたが、
今回は、今をときめく俳優、菅田将暉さんについて触れたいと思います。
菅田将暉とダ・ヴィンチの共通点
なぜ菅田将暉さんが、ダ・ヴィンチ的存在なのか?
大きく3つの共通点があります。
余談ですが、先日ラジオのインタビュー中に聞き手の方から、レオナルド・ダ・ヴィンチを現代の7人でたとえたのが面白かった、それについてお聞きしたいと言われました。
しかし、私が他のことでいろいろ話してしまったので、時間の関係上、割愛となりました。
『超訳 ダ・ヴィンチ・ノート』にもカンタンに説明していますが、本も紙面が限られていたため、ブログに詳細を記したいと思います。
① イケメン
菅田将暉さんは、言わずと知れたイケメン俳優ですが、実はレオナルド・ダ・ヴィンチも若い頃美青年と言われており、師匠のヴェロッキオ作の『ダビデ像』のモデルをつとめたとも言われます。ミケランジェロの『ダビデ像』が有名ですが、他にもあったのですね。ダ・ヴィンチ青年の『ダビデ像』がこちら。
確かにスリムな体型に整った顔立ち、現代に生まれていたら事務所にスカウトされてそうな容姿です。
② ミュージシャン
菅田将暉さんは、俳優のみならず、近年音楽活動を開始し、ミュージシャンとしても成功しています。
一方、ダ・ヴィンチも、実は画家のみならず、美声の持ち主でこれから歌手としてデビューする人の指導もし、さらにはリラというバイオリンの前身にあたる楽器の奏者でした。この楽器は、何とドラゴンのような頭の形をしていて、とてもインパクトがあります。
ダ・ヴィンチは、画家として大成する前に、まず音楽家として宮廷人たちの注目を集めたといいます。
「天は二物を与えず」、という諺がありますが、人間には1つの才能だけではなく、実は色々な可能性を秘めているということを教えてくれます。
③ ファッション
そして、最後の共通点です。菅田将暉さんの趣味は生地を自ら選び服をつくること。独特のファッションセンスにも注目が集まり、番組でも度々取り上げられています。
そして、ダ・ヴィンチも、舞台演劇の監督として、役者の衣装をデザインしています。
動物や花など、自然から着想を得た独創的なデザインですね。
また、自分が着る服も周囲の流行にとらわれるのではなく、自分の存在をしっかりアピールできる服装を選んで着ていました。
どんな服を着るべきか、このような名言も残しています。
私が子供の頃、身分の高い人から低い人まであらゆる人が、頭はもちろん、足から腰にいたるまで、鶏のとさかのような縁飾りをつけているのを見た記憶がある。
あるときは服を長くすることが流行って、裾を踏まないように常に両手で持っていなければいけなくなった。と思うと今度は、極端に小さな服が流行り、窮屈過ぎて服が破れる。さらに細長過ぎる靴を履いては、靴の中で足の指を折り重ね、まめだらけにしている。
(『超訳 ダ・ヴィンチ・ノート』P102)
時代は、多彩に活躍する人物を求めています。
そのような活躍をするためには、『超訳 ダ・ヴィンチ・ノート』で解説している“ダ・ヴィンチ力”(①自尊力 ②没頭力 ③洞察力 ④創造力 ⑤対人力 ⑥実践力 ⑦幸福力)を身につけることが大切です。
歴史上もっとも好奇心が強かったと言われるダ・ヴィンチ。彼ほど、幅広く、物事を深く追求した人はいなかったのではないかと思います。ダ・ヴィンチに学べば、人生を上手に生き抜く最短のコツがつかめるのです。
一度きりの人生、ダ・ヴィンチのように思う存分、自己を輝かせた生涯を送れるよう、情報を発信をしていきます。
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