人生で大逆転を狙うには? 天才ダ・ヴィンチが大きく変えた2つのこと

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「ダ・ヴィンチ流の思考」を、ラジオパーソナリティとして放送することになりました!

2022年1月より、FMラジオ川越のラジオパーソナリティに就任しました桜川Daヴィんちです。番組のタイトルは、「才能を開花し、チャンスを引き寄せるダ・ヴィンチ思考ラジオ」

このラジオ番組を通じて、万能の天才と言われるレオナルド・ダ・ヴィンチの考え方を知って、自身の眠れる才能に気づき、人生に挑戦していける人を増やしていきたいと思っています。

芸術家であり科学者、自然や人体を考察して世界初の発見もした境界知らずの人間がダ・ヴィンチですが、どうすれば彼のように自由な精神で多方面に才能を発揮できるのか。少しずつ紐解きながらご紹介をしていきます。

第1回目の放送をしたところ、早速、リスナーの方からこのような質問が寄せられました。

「桜川Daヴィんちさんは、生きていく中で転換が必要になった時(従来通りではうまくいかなくなった時)、何を大切にして、何を指針として選択されて進まれて来られましたか?」

今回は、この質問に対してダ・ヴィンチ思考と自分の経験を交えてお答えしていきます。

ダ・ヴィンチ思考ラジオホームページ 

https://jlyvw.hp.peraichi.com/


※ 川越エリア以外の方は、「レディモ」というアプリをダウンロードすれば、全国どこでも聴くことができます。 https://musicbird.jp/cfm/radimo/

居場所も仕事も、全て総替えという大改革に踏み切った

万能の天才レオナルド・ダ・ヴィンチと聞くと、すごい才能の持ち主で、とんとん拍子に成功した挫折知らずの成功者とイメージする人もいるかもしれません。しかし、実際には遅咲きの成功者で、本当に才能が認められたのは40代になって大作『最後の晩餐』を描いてからのこと。

人生の転機となったのは、すでに親方のマエストロ(芸術家、専門家に対する敬称や称号)の資格を取り、師匠からも画家としての腕前を認められていた20代後半。

確かな実力があるのは自分でも実感していたのに、フィレンツェからローマに芸術家を派遣する一大プロジェクトに落選してしまいました。他のライバルたちに先に行かれる不安と自分への失望感。このプロジェクトに選出された先輩画家であるサンドロ・ボッティチェリにこう漏らしています。「サンドロ、君はどう思う? 本当のことを正直に言おう。僕は成功しなかったのだ」

ダ・ヴィンチは時々、自身の苦悩をノートに漏らしていますが、他の画家に向かって言う場面は珍しく、相当落ち込んでいたのでしょう。しかし、落ち込み続けるダ・ヴィンチではありません。ここから意外な方向に舵を切るのです。その方法は2つあります。

① 居場所を変える
② 仕事を変える

ということは、
・居場所だけ変えて同じ仕事を続ける
・同じ場所で違う仕事を続ける
が考えられますよね。

でもダ・ヴィンチは違います。①と②を同時に実行したのです。つまり、全く別の地域に移住し、新しい仕事に転職しました。

①か②のいずれかでもよかったのかもしれませんが、過去の自分と一気に決別し心をさっぱり切り替えるには、居場所と仕事内容も同時に変えてしまうのがより効果的です。

成功のしやすい新しい仕事の見つけ方

住み慣れた土地・フィレンツェを離れて向かったのは、新天地ミラノでした。当時は戦乱の世の中で国同士が勢力争いをしており、防衛や戦争の技術者が必要とされていました。そこでダ・ヴィンチは時代のニーズをつかんで、軍事技師として採用されるよう、君主に手紙を送ります。

例えば、大砲の制作ができることも書いていますが、こちらはダ・ヴィンチが書いたスケッチです。発射から着弾までが、まるでCG動画のような美しいスケッチで、砲弾が分裂して火薬が詰まっている散弾が破裂する様子が描かれています。かなり先進的な発明だったため、構想だけで終わり、実際に実用化されたのは、300年以上後のアメリカの南北戦争の時だといいます。

では、ダ・ヴィンチは軍事のエキスパートだったのかというと、そうではありません。工房では絵以外にも調度品やちょっとした武器の修理なども依頼があったようなので、その延長線上に捉えていただけで専門的な知識はなかったそうです。

ここから学べることがあります。それは「少し背伸びすればできそう」と思えることにチャレンジすることがポイント、だということです。

※出典:アトランティコ手稿

ダ・ヴィンチの売り込みが成功したのか、実際にミラノに赴き、宮廷で活動の幅を広げながらも絵画の仕事もしていました。

そして10年以上経ってから、ミラノで仕上げたのが『最後の晩餐』です。『最後の晩餐』の反響は大きく、フランス王が壁から切り取って持ち帰ることを検討したほどですが、ヨーロッパ中にダ・ヴィンチの名が轟いたと言われています。

このようなダ・ヴィンチが40代で輝かしい名声を得ることができたのは、新天地で新しい仕事を始めたことがきっかけです。

対照的に、同じフィレンツェにとどまり続け、ずっと同じ画業を営んでいたサンドロ・ボッティチェリは、過激な宗教家であるサヴォナローラという人物に洗脳されてしまい、やがて衰退していきました。

よくないことが起きた時への対処法

さて、ダ・ヴィンチの挫折を乗り越えたエピソードをお伝えしてきましたが、私の身近な事例をご紹介させて頂きます。

1年ほど前に、5万円で購入した自転車を盗まれたことがあります。まだ購入してから1年も経っていなく、結構気に入っていたのでショックでした。交番に盗難届を出して、待っていたのですが、中々連絡がありません。そこで新しく購入し直すことにしたのですが、最初はこう考えました。

「あの盗まれた自転車、よかったから同じ自転車を買おう。あ、でも、いや…、同じのもなんだから、せめて色違いを買おう」

そう思いたち、以前購入した自転車売り場に行こうと思ったのですが、ここで考えを改めました。
「確かにいい自転車だったけど、あの自転車が本当にベストだったのか?」

よく思い返してみると、実際に乗ってみると不満に思う点もありました。
「せっかくなら、よりよい自転車に出合うためのチャンスかもしれない」

そこで、以前、自転車を購入したお店ではなく、もっと自転車の台数をたくさん揃えてある選択肢が多いお店に行き、別の自転車を購入することに決めました。すると、今度は3万円で、以前感じていた不満も解消した、より素晴らしい自転車に出合うことができました。

実はこのプロセス、先ほどのダ・ヴィンチの転職プロセスと似ています。新しい売り場で全く新しい自転車を購入する。環境と対象を同時に変えることで、以前には得られなかった幸運に恵まれることもあるのです。

心がモヤモヤした場合、一歩を踏み出す参考にして頂ければ幸いです。
ではまた!

行き詰まったら、まず場所を変えよ!

旧:WEBマガジン・作家たちの電脳書斎 デジタルデン    2022年 2月 公式掲載原稿 
現:作家たちの電脳書斎デジタルデン 出版事業部 (https://digi-den.net/) 

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