
FlowerDaVinci
Contemporary Ikebana Artist
Da Vinci researcher × Flower artist
京都を拠点に、伝統的な生け花の枠を超え、植物・異素材・空間を組み合わせた現代的な花の表現を探求しています。

Why Da Vinci? なぜダ・ヴィンチと花なのか?

レオナルド・ダ・ヴィンチは、絵画だけでなく、植物、動物、人体、自然、光など、世界のあらゆる現象を観察しました。まるで植物学者であるかのようなスケッチも残っています。
FlowerDaVinciはその「観察する目」を花の表現に重ねています。
伝統を守るだけではなく、植物と異素材、自然と人工、既知と未知を組み合わせながら、新しい美の可能性を探る。
それがFlowerDaVinciの考える現代の生け花です。
FHILOSOPHY 〜 美と驚きの両立 〜
生け花と聞くと、主に女性が取り組む花嫁修行だったり、床間に飾ってある伝統的な古風なイメージを持たれる方も多いかもしれません。しかし、私が目指している生け花はモダンアートに近く、自由で斬新な表現です。生ける対象は、花や葉、木などの植物にとどまらず、人工的な異質素材も。これまで、ランドセル、炊飯器、掃除機、ぬいぐるみ、哺乳瓶、ハンガーなど、既成概念にとらわれない生け方に挑戦してきました。
実はダ・ヴィンチも未知の組み合わせを楽しんで実験していたことがノートに記されています。こちらのスケッチは、タイコにサイコロをのせることで、地下道の振動を調べる装置です。タイコとサイコロ、二つは通常交わることのない存在です。しかしダ・ヴィンチのアイディアによって、両者は一つの意味をなす存在へと生まれ変わっています。

ダ・ヴィンチの最も有名な作品は、誰もが知る『モナ・リザ』、そして『最後の晩餐』です。どちらとも多くの人を魅了する存在感があります。人物描写のリアルさ、意味深で大胆な構図。
他のダ・ヴィンチ作品にも共通していえること、それは“美と驚きの両立”です。
そんなダ・ヴィンチの作品のように、花のアートを通して、世界をより美しく、面白くしたい、そう願っています。
FEATURED WORK ぬいぐるみ神社 生命と植物の調和

FlowerDaVinci
Contemporary Ikebana Artwork
Year : 2026
Location : Kyoto, Japan
Concept
人々の心を癒してくれるぬいぐるみをはじめ、自然や、あらゆる命に感謝を届ける場所、それがぬいぐるみ神社です。場にふさわしい作品を生けるのが生け花。作品のコンセプトは「ぬいぐるみと生命、植物の調和」にしました。
Materials
使用した材料:流木、着色枝、和紙、カブトムシ・クワガタ(おもちゃ)、ぬいぐるみフラワー、ソープフラワー、イソヒヨドリのぬいぐるみ
Story
幸福を呼ぶ鳥として親しまれるイソヒヨドリのぬいぐるみを小鳥フェルト作家の方に制作をお願いしアレンジしました。これは、私の家の玄関にこの流木を置いていたところ、窓から入ってきたイソヒヨドリが流木の下で眠っていたというエピソードに由来しています。神社という、人々が願いや祈りを捧げる場所として、ふさわしいモチーフではないかと考えました。
Installation
ぬいぐるみ神社は、京都の自然豊かな美山にあります。ぬいぐるみが主役であることから、生花の代わりに、ぬいぐるみ製のチューリップを生けています。流木の上には、カブトムシやクワガタのおもちゃを這わせ、美しい自然に囲まれる美山らしさと、あらゆる生命に感謝を届けるぬいぐるみ神社のアイデンティティを表しています。
大胆な形状の流木に2種類の枝を組み合わせて全体を構成し、一方の枝は全体を塗装したものを用い、もう一方は筆で枝に色を塗り、さらに和紙を巻いています。枝には木の実を思わせる飾りをつけて華やかな印象になるよう工夫しました。この大きな流木は、私の師匠である阪口英巴先生から頂いたものです。長い年月を経た流木とカラフルで斬新な枝の両方を用いることで、伝統と革新を表現しました。古来からある神社という存在と、世界で初めて誕生した「もふもふの聖地」を象徴しています。
作品ギャラリー















PROFILE
FlowerDaVinci
Contemporary Ikebana Artist, Sogetsu School of Ikebana, 1st Grade Shihan
Da Vinci researcher × Flower artist
北守英慎(草月流の雅号)
1983年北海道生まれ。京都市在住。
2011年より阪口英巴先生に師事。草月流1級師範総務。
異質素材との組み合わせを得意とし、これまでの華展でランドセル、炊飯器、掃除機などを用いた作品を発表。現在は草月WESTの家元研究科で学び、更なる研鑽を積んでいる。
〜出展履歴〜
・京都大丸 華道京展(合作)2016
・心斎橋大丸 いけばな新進作家展2017
・橋本関雪記念館 京都支部展2020
・DHC酒造祝い華2020
・京都大丸 華道京展2024
・COCON KARASUMA 京都支部展2024
・ぬいぐるみ神社 作品を奉納 2026
-堂本印象美術館 第8回野外いけばな展 10/15~18
-京都新世代いけばな展2026 京都文化博物館別館 11/3~8
【家元研究科コース】
・「いけばなは立体造形である」2026
★優秀作品に選定
・「意外な生け方にチャレンジする」2026
★優秀作品に選定
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